アンチパワーは、ヤサカのアンチラバーです。2013年に発売され、ヤサカはカットマンや異質ラバーの選手に向いたラバーとして紹介しています。この記事では、アンチパワーの製品情報と、カットマン目線の特徴・評価をまとめます。
アンチパワーの製品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ヤサカ |
| 種類 | アンチラバー(アンチスピン裏ソフト) |
| スポンジ硬度 | 25〜30 |
| スポンジ厚 | 特厚、厚、中、薄 |
| 性能(ヤサカの指標) | スピード4、スピン3-、コントロール10 |
| 価格 | 3,080円(税込) |
| 発売 | 2013年 |
| 生産国 | 日本 |
| 品番 | B-22 |
※ヤサカ公式サイトの製品情報より(2026年10月時点)。性能の指標は、ヤサカのマークVを10とした値です。
アンチパワーのカットマン目線の特徴
カットマンの技術別に、5段階で評価します。各指標は、メーカーのカタログ値やレビューの記載内容、運営者による使用感を総合的に考慮し、CHOPPERS独自に算出したものです。使用者の技術や感覚、ラケットとの組み合わせにより異なることをご了承ください。
| 評価項目 | 評価 | カットマン目線での見方 |
|---|---|---|
| 守備・カット性能 | ★★★★★ | 相手の回転の影響を受けにくく、カットやブロックが安定します。ループドライブにも押されにくいラバーです。 |
| 攻撃・反撃性能 | ★★☆☆☆ | アンチとしてはスピードが出るほうで、甘いボールを打つことはできますが、攻撃の威力は控えめです。 |
| サーブ・台上性能 | ★★★☆☆ | 回転を抑えたツッツキが安定します。アンチとしては摩擦があり、少し回転をかけることもできます。 |
カットマン向けと明記されたアンチ
ヤサカは、アンチパワーを、相手のスピンを変化球にして返す特殊ラバーと説明し、カットマンや異質ラバーの選手に向くとしています。
クセが少なく扱いやすい
ヤサカのコントロールの指標は10と、最高の値です。カット・ブロック・スマッシュが安定して入り、アンチの中でもクセが少ないので、裏ソフトからアンチに替えてみる人にも扱いやすいラバーです。
アンチとしては少し回転をかけられる
アンチとしては表面に摩擦があり、柔らかいスポンジと合わせて、自分から少し回転をかけることもできます。回転をまったく消すタイプより、操作の幅があります。
大きな変化は控えめ
扱いやすいぶん、粒高のような大きな変化は期待できません。変化よりも、安定して相手の回転を消すことを重視したラバーです。
アンチパワーの評価
卓球ナビに寄せられたユーザー評価(18件)の平均値は次のとおりです。
| 項目 | 平均 |
|---|---|
| 総合評価 | 8.5 |
| スピード | 5.56 |
| スピン | 2.67 |
| コントロール | 8.17 |
良い評価
- カット・ブロック・スマッシュが安定して入る
- クセが少なく、アンチを初めて使う人にも扱いやすい
- アンチなのに、柔らかいスポンジで少し回転をかけられる
- 回転量の多いボールにも、あまり影響されずにカットできる
気になる評価
- 粒高のような大きな変化は期待できない
- スピードや、回転を変える力はほかのアンチに劣る面がある
アンチパワーを使用するカットマン選手
当サイトで調べたトップのカットマンの中には、アンチパワーを含め、アンチラバーを使っている選手はいませんでした(2026年10月時点)。トップのカットマンのバックは、粒高と表ソフトが中心です。アンチは、変化の選択肢を広げるために試してみるラバーと考えるとよいでしょう。
アンチラバーの中での位置づけ
アンチパワーは、卓球ナビの評価が4つのアンチの中で最も高く、扱いやすさを重視したラバーです。バタフライのスーパーアンチは、変化と扱いやすさのバランス型。ニッタクのベストアンチは、より守備に徹したラバーです。 アンチラバーの仕組みや粒高・表ソフトとの違い、4つのアンチの比較は、カットマンのアンチラバーのまとめで解説しています。
まとめ
- アンチパワーは、ヤサカのアンチラバー(2013年発売)
- ヤサカはカットマンや異質ラバーの選手に向くと説明
- コントロールの指標は10。クセが少なく扱いやすい
- 卓球ナビの総合評価は8.5と、アンチの中で高い
- 大きな変化よりも、安定して回転を消すことを重視
カットマンが最初に試すアンチとして、候補になるラバーです。
この記事を書いた人
チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。
カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。
参考・出典
※この記事の情報は2026年10月1日時点のものです。



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