スーパーアンチは、バタフライのアンチラバーです。1981年の発売から続くロングセラーで、相手の回転を抑えたナックル性のボールを返せるのが特徴です。この記事では、スーパーアンチの製品情報と、カットマン目線の特徴・評価をまとめます。
スーパーアンチの製品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | バタフライ |
| 種類 | アンチラバー |
| シートの色 | レッド、ブラック |
| スポンジ硬度 | 25 |
| スポンジ厚 | 1.9mm、1.3mm |
| 性能(バタフライの指標) | 安定性5、変化7 |
| 価格 | 2,420円(税込) |
| 発売 | 1981年 |
| 生産国 | 日本 |
| 品番 | 05030 |
※バタフライ公式サイトの製品情報より(2026年10月時点)。
スーパーアンチのカットマン目線の特徴
カットマンの技術別に、5段階で評価します。各指標は、メーカーのカタログ値やレビューの記載内容、運営者による使用感を総合的に考慮し、CHOPPERS独自に算出したものです。使用者の技術や感覚、ラケットとの組み合わせにより異なることをご了承ください。
| 評価項目 | 評価 | カットマン目線での見方 |
|---|---|---|
| 守備・カット性能 | ★★★★☆ | 相手の回転の影響を受けにくく、ブロックやカットが安定します。 |
| 攻撃・反撃性能 | ★☆☆☆☆ | ボールのスピードがほとんど出ず、アンチの面での攻撃は難しいラバーです。 |
| サーブ・台上性能 | ★★★☆☆ | 回転を消したナックル性のツッツキやストップを送れます。自分から強い回転はかけられません。 |
相手の回転を消してナックル性のボールを返す
バタフライは、相手の打球のスピンを抑え、ナックル性のボールを返せるラバーと説明しています。強い下回転のサービスやドライブに対しても、回転の影響を受けにくく、回転の少ないボールで返球できます。
裏ソフトとの組み合わせで回転量の差を作る
バタフライは、裏ソフトと組み合わせ、回転量の変化で相手を惑わせる使い方を想定しています。フォアの裏ソフトの切れたカットと、スーパーアンチのナックル性のカットを混ぜると、相手は回転を読みにくくなります。
コントロールしやすく、アンチの入門に向く
コントロールがしやすく、ブロックやストップが安定します。クセが強くないので、アンチラバーを初めて試す人にも扱いやすいラバーです。
スピードはほとんど出ない
スポンジが柔らかく弾みが少ないので、ボールのスピードはほとんど出ません。アンチの面で打ち抜く攻撃には向かず、守備と変化で戦うためのラバーです。
スーパーアンチの評価
卓球ナビに寄せられたユーザー評価(35件)の平均値は次のとおりです。
| 項目 | 平均 |
|---|---|
| 総合評価 | 7.2 |
| スピード | 3 |
| スピン | 2 |
| コントロール | 7.51 |
良い評価
- コントロールがよく、ブロックやストップが安定する
- 相手の回転に左右されず、ナックル性のボールを返せる
- クセが少なく、アンチを初めて使う人にも扱いやすい
気になる評価
- ボールのスピードがほとんど出ず、攻撃は難しい
- 自分から回転をかけることはできない
- 角度やスイングの微調整が必要で、慣れるまで繊細なタッチが求められる
スーパーアンチを使用するカットマン選手
当サイトで調べたトップのカットマンの中には、スーパーアンチを含め、アンチラバーを使っている選手はいませんでした(2026年10月時点)。トップのカットマンのバックは、粒高と表ソフトが中心です。アンチは、変化の選択肢を広げるために試してみるラバーと考えるとよいでしょう。
アンチラバーの中での位置づけ
スーパーアンチは、日本のメーカーのアンチの中で、変化と扱いやすさのバランスがよいラバーです。カットマンに向くと明記されたヤサカのアンチパワーは、アンチとしては少し回転をかけられ、扱いやすさの評価が最も高いラバー。ニッタクのベストアンチは、より守備に徹したラバーです。 アンチラバーの仕組みや粒高・表ソフトとの違い、4つのアンチの比較は、カットマンのアンチラバーのまとめで解説しています。
まとめ
- スーパーアンチは、バタフライのアンチラバー(1981年発売)
- 相手の回転を抑え、ナックル性のボールを返せる(安定性5・変化7)
- スポンジ厚1.9・1.3、税込2,420円
- 卓球ナビの総合評価は7.2で、コントロールの評価が高い
- 裏ソフトとの回転量の差で相手を惑わせる使い方に向く
アンチラバーを初めて試すカットマンに向いたラバーです。
この記事を書いた人
チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。
カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。
参考・出典
※この記事の情報は2026年10月1日時点のものです。



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