スピンピップスD2(SPINPIPS D2)は、VICTASの回転系(スピン系)表ソフトです。回転のかかるスピンピップスD1と同じシートに、テンションスポンジを合わせた攻撃的なモデルです。この記事では、スピンピップスD2の製品情報・特徴・評価・使用選手を、メーカーの公式情報をもとにまとめます。
牛嶋星羅選手が、バックに使っているラバーです。
スピンピップスD2の製品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | VICTAS |
| 種類 | 表ソフト(スピン系テンション) |
| シートの色 | 赤、黒 |
| スポンジ硬度 | 37.5±3 |
| 厚さ | 1.6、2.0、MAX |
| 価格 | 5,170円(税込) |
| 発売 | 2021年2月 |
| 生産国 | 中国 |
| 品番 | 210050 |
※VICTAS公式サイトの製品情報より(2026年9月時点)。
スピンピップスD2のカットマン目線の特徴
カットマンの技術別に、5段階で評価します。各指標は、メーカーのカタログ値やレビューの記載内容、運営者による使用感を総合的に考慮し、CHOPPERS独自に算出したものです。使用者の技術や感覚、ラケットとの組み合わせにより異なることをご了承ください。
| 評価項目 | 評価 | カットマン目線での見方 |
|---|---|---|
| 守備・カット性能 | ★★★☆☆ | テンションスポンジで弾むので、カットを低く抑えるには技術が必要です。 |
| 攻撃・反撃性能 | ★★★★☆ | 回転とナックルを打ち分けながら攻撃できるラバーです。 |
| サーブ・台上性能 | ★★★★☆ | 台上が安定し、回転とナックルの打ち分けもしやすいラバーです。 |
スピンピップスD2の一般的な特徴
D1のシートに、テンションスポンジ
VICTASは、スピンピップスD1のスピン性能を受け継いだシートにテンションスポンジを合わせた、超攻撃仕様のラバーと説明しています。シリーズの中で唯一のテンション系で、スポンジ硬度も37.5とシリーズで最も硬くなっています。
回転とナックルを打ち分けられる
シートの表面で擦る打ち方(サービス・ツッツキ・チキータなど)では回転がかかり、スポンジに食い込ませる打ち方(ドライブ・スマッシュ・ブロックなど)ではナックルが出やすくなります。慣れるまでは打ち分けが難しいものの、相手を惑わせるボールを出せます。
台上が安定する
スポンジが硬めで、自分で打球の強弱をつけやすく、ストップやフリックなど台上の技術が安定します。
スピンピップスD2の評価
卓球ナビに寄せられたユーザー評価(6件)の平均値は次のとおりです。
| 項目 | 平均 |
|---|---|
| 総合評価 | 8.17 |
| スピード | 6.5 |
| スピン | 7.67 |
| コントロール | 8.5 |
良い評価
- 表ソフトとしては回転がよくかかる
- 硬めのスポンジで、意図してナックルを出せる
- 安定感が高く、台上の技術がしやすい
- 裏ソフトから表ソフトに変える人にも向いている
気になる評価
- スポンジもシートも硬く、打球感に慣れが必要
- ほかの回転系テンション表ソフトと比べると、弾みが少ない
- ラケットとの相性で、使い心地が大きく変わる
評価の件数は6件と少なく、点数が分かれるラバーです。使っているのはフォアに表ソフトを貼る攻撃型の選手が中心なので、カットマンが使う場合は、ほかのスピンピップスとの違いが参考になります。
スピンピップスD2を使用するカットマン選手
| 選手 | 使用の時期 |
|---|---|
| 牛嶋星羅 | バック・1.6 |
| 兼吉優花 | 時期不明 |
牛嶋星羅選手は、ラケットにDONICのデフプレイ センゾー系のラケット、フォアに裏ソフトのEA777を合わせています。中学2年生のときに、バックを粒高から回転系表ソフトに変えています。
スピンピップスシリーズの中での位置づけ
3つともシートは共通で、スポンジの違いで性格が分かれます。攻撃を重視するならD2、カットと攻撃のバランスならD1、カットの安定と回転量ならD3、という選び方ができます。シリーズの全モデルの違いと選び方は、スピンピップスシリーズのまとめで比べています。
まとめ
- スピンピップスD2は、VICTASの回転系テンション表ソフト
- D1のシートに、シリーズで最も硬いテンションスポンジ(硬度37.5)を合わせた攻撃仕様
- 厚さは1.6・2.0・MAX、シートは赤・黒、税込5,170円
- 卓球ナビの総合評価は8.17。回転と台上の安定の評価が高い一方、硬さには好みが分かれる
- 牛嶋星羅選手がバックに使用
バックの表ソフトで、攻撃の回転量も上げたいカットマンが候補にしたいラバーです。
この記事を書いた人
チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。
カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。
参考・出典
「スピンピップスシリーズの違いとカットマン向けの選び方」もあわせてご覧ください。
※この記事の情報は2026年9月26日時点のものです。



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