インナーシールド レイヤー ZLFは、2015年4月にバタフライが発売した、特殊素材入りのカット用ラケットです。木材5枚合板の内側に、しなやかで軽いZLファイバーを2枚入れた「インナーファイバー」仕様で、ボールをつかむような柔らかい打球感と、カットの切れ味・安定感を持たせています。この記事では、インナーシールド レイヤー ZLFの製品情報・特徴・評価・使用選手をまとめます。
インナーシールド レイヤー ZLFの製品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | バタフライ |
| 種類 | カット用シェークハンドラケット |
| 合板構成・材質 | 木材5枚合板+ZLファイバー2枚(インナーファイバー) |
| 板厚 | 5.1mm |
| ブレードサイズ | 166×155mm(セミラージ) |
| 平均重量 | 86g |
| グリップ | FL(100×24mm)、ST(100×23mm) |
| 反発特性・振動特性 | 5.5・4.9 |
| 価格 | 19,800円(税込) |
| 発売日 | 2015年4月21日 |
| 原産国 | 日本 |
| 品番 | FL:36691、ST:36694 |
※バタフライ公式サイトの製品情報より(2026年9月時点)。
インナーシールド レイヤー ZLFのカットマン目線の特徴
カットマンの技術別に、5段階で評価します。各指標は、メーカーのカタログ値やレビューの記載内容、運営者による使用感を総合的に考慮し、CHOPPERS独自に算出したものです。使用者の技術や感覚、ラケットとの組み合わせにより異なることをご了承ください。
| 評価項目 | 評価 | カットマン目線での見方 |
|---|---|---|
| 守備・カット性能 | ★★★★★ | バタフライのカット用で最も弾まず、柔らかい打球感でカット・ツッツキ・ブロックが安定します。 |
| 攻撃・反撃性能 | ★★☆☆☆ | 弾みが少ないので、攻撃の威力はテンション系のラバーで補う必要があります。 |
特殊素材を内側に入れた「インナーファイバー」
インナーファイバーは、特殊素材を表面のすぐ下ではなく、中心の木材の近くに配置する構造です。木材に近い柔らかい打球感になり、ボールをつかむ感覚が出ます。搭載しているZLファイバーは、しなやかさと軽さが特徴の素材です。
バタフライのカット用で最も弾まない
反発特性は5.5で、バタフライの現行のカット用ラケットの中で、最も弾みを抑えたモデルです。重さも平均86gと軽く、板厚は5.1mmと薄めです。
バタフライの現行カット用ラケットとの比較
| モデル | 構成 | 板厚 | 平均重量 | 反発特性 | 振動特性 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 木材5枚合板 | 5.7mm | 96g | 10.6 | 7.9 | 7,700円 | |
| 木材5枚合板 | 5.5mm | 91g | 9.6 | 7.0 | 8,800円 | |
| インナーシールド レイヤー ZLF | 木材5枚+ZLファイバー2枚 | 5.1mm | 86g | 5.5 | 4.9 | 19,800円 |
※バタフライ公式サイトの製品情報より(2026年9月時点)。反発特性・振動特性はバタフライ独自の指標で、数字が大きいほどよく弾み、打球の振動が大きいことを表します。
インナーシールド レイヤー ZLFの評価
卓球ナビに寄せられたユーザー評価(18件)の平均値は次のとおりです。
| 項目 | 平均 |
|---|---|
| 総合評価 | 8.00 |
| スピード | 5.78 |
| スピン | 8.11 |
| コントロール | 8.78 |
良い評価
- カットやサービスの回転がよくかかる
- 打球感が柔らかく、カット・ツッツキ・ブロックが安定する
- 柔らかいので、硬いラバーを貼ってもコントロールしやすい
- 握りやすいグリップで、長く握っていても疲れにくい
- フォアにテナジーのようなテンション系ラバーを貼ると、後ろに下がってからでも回転の強いドライブが打てる
気になる評価
- 弾みが少ないので、低く鋭いカットを送るのには工夫が要る
- 攻撃の威力は控えめで、ドライブには少し癖がある
- 価格が高い
弾みの少なさは、ラバーで補う使い方が向いています。
インナーシールド レイヤー ZLFを使用するカットマン選手
| 選手 | 使用の時期 |
|---|---|
| 羽佳純子 | 使用中 |
| ダニー・シーミラー | 時期不明 |
よくある質問
攻撃もしたいのですが、合いますか?
攻撃の威力は控えめです。フォアに弾むテンション系ラバーを合わせると、攻撃力を補えます。攻撃を多く使うなら、よく弾むダイオードVも候補になります。
まとめ
- インナーシールド レイヤー ZLFは、2015年にバタフライが発売した特殊素材入りのカット用ラケット
- 木材5枚+ZLファイバー2枚のインナーファイバー仕様、板厚5.1mm・平均86g
- バタフライのカット用で最も弾まず、柔らかい打球感でカットが安定する
- 卓球ナビの総合評価は8.00で、コントロール8.78・スピン8.11が高い
- 価格は税込19,800円と高め
回転と安定感を武器に粘るカットマンに向いた、柔らかい打球感のラケットです。
この記事を書いた人
チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。
カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。
参考・出典
※この記事の情報は2026年9月28日時点のものです。





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