松下浩二(ラケット)の特徴・レビュー・使用選手【VICTAS】

VICTASの「松下浩二」は、全日本選手権で4度優勝したカットマン・松下浩二さんが開発に携わった、「松下浩二」シリーズの標準モデルです。木材5枚合板で、カットの変化とコントロールに優れ、攻撃のときは合板の特性で弾みが出ます。この記事では、ラケット「松下浩二」の製品情報・特徴・評価・使用選手を、メーカーの公式情報をもとにまとめます。

ドイツのハン・イン選手や、日本の小塩遥菜選手が使っているラケットです。

目次

松下浩二(ラケット)の製品情報

項目内容
メーカーVICTAS
種類守備用シェークハンドラケット
合板構成・材質木材5枚
板厚5.4mm
ブレードサイズ165×155mm
重量87g前後
グリップFL(100×22mm)、ST(97×23mm)
価格14,300円(税込)
発売2011年3月
生産国日本
品番FL:028004、ST:028005

※VICTAS公式サイトの製品情報・シリーズ比較記事より(2026年9月時点)。

松下浩二(ラケット)のカットマン目線の特徴

カットマンの技術別に、5段階で評価します。各指標は、メーカーのカタログ値やレビューの記載内容、運営者による使用感を総合的に考慮し、CHOPPERS独自に算出したものです。使用者の技術や感覚、ラケットとの組み合わせにより異なることをご了承ください。

評価項目評価カットマン目線での見方
守備・カット性能★★★★☆弾みが控えめで、カットの抑えと変化の両方を出しやすいラケットです。
攻撃・反撃性能★★★☆☆攻撃では合板の特性で弾みが出ますが、攻撃重視のモデルほどの威力はありません。

カットの変化とコントロールに優れた標準モデル

VICTASは、カットの変化とコントロールに優れ、攻撃時には木材の合板特性で弾みを生むラケットと説明しています。シリーズ比較記事では、安定したカットを主体に、多彩な得点パターンを組み立てる選手に向くモデルとして紹介されています。

板厚5.4mm・重さ87g前後の中間モデル

5モデルの中で、板厚は薄いほうから2番目、重さは中くらいです。最も薄く軽いディフェンシブ(5.0mm・84g)と、最も厚く重いオフェンシブ(6.0mm・93g)の中間にあたります。

シリーズで最も細いグリップ

グリップはFLが100×22mm、STが97×23mmで、シリーズの中でも細めです。

開発者は松下浩二さん

VICTASは、全日本4回優勝・世界銅メダリストの松下浩二さんが開発し、現役時代を超えるギアが完成したと紹介しています。

松下浩二(ラケット)の評価

卓球ナビに寄せられたユーザー評価(56件)の平均値は次のとおりです。

項目平均
総合評価9.02
スピード5.64
スピン8.16
コントロール8.93

卓球ナビの評価(10点満点)

総合評価
9.02
スピード
5.64
スピン
8.16
コントロール
8.93
0510

良い評価

  • カットが安定する
  • 攻撃と守備のバランスが取れている
  • 合わせるラバーを選ばず、組み合わせの自由度が高い
  • 台上技術がやりやすく、初心者から上級者まで使える

気になる評価

  • 打球感が硬く、スカスカした感じがする
  • ボールをつかむ感覚が物足りない

評価の件数が多く、コントロールの点数が高いのが特徴です。スピードは控えめで、攻撃の威力を重視する人にはオフェンシブやZCが候補になります。

使用選手のコメント

VICTASの製品ページでは、小塩遥菜選手が、攻撃とカットのバランスがよく、コントロールしやすいところが魅力だとコメントしています。

松下浩二(ラケット)を使用するカットマン選手

選手使用の時期
ハン・イン(ドイツ)2026年(ST・FL)
小塩遥菜2026年
武楊(Wu Yang)(中国)使っていたとされる
ワン・ヤン(スロバキア)以前使用(現在はオフェンシブ)

このほか、リンダ・ベルグストローム選手(スウェーデン)、北岡エリ子選手らも使っているとされています。

ハン・イン選手はバックに表ソフトのスペクトルS3、小塩遥菜選手はバックに粒高のカールP1Vを合わせており、バックのラバーが表ソフトでも粒高でも使われているラケットです。

松下浩二シリーズの中での位置づけ

5本の中の標準モデルで、守備寄りのディフェンシブと攻撃寄りのオフェンシブの中間にあたります。同じ合板構成の限定モデル「松下浩二 90thモデル」(1,000本限定)も発売されました。シリーズの全モデルの違いと選び方は、松下浩二シリーズのまとめで比べています。

まとめ

  • ラケット「松下浩二」は、VICTAS「松下浩二」シリーズの標準モデル(2011年3月発売)
  • 木材5枚合板、板厚5.4mm、重量87g前後
  • カットの変化とコントロールに優れ、攻撃時は合板の特性で弾む
  • 卓球ナビの総合評価は9.02(56件)で、コントロールの点数が高い
  • ハン・イン選手・小塩遥菜選手が使用

カットの安定を土台に、攻撃も組み立てたいカットマンの定番ラケットです。

この記事を書いた人

チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。

カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。

運営者チョッピーのプロフィールとサイトについて

参考・出典

※この記事の情報は2026年9月26日時点のものです。

コメント

コメント一覧 (3件)

コメントする

目次