スピンピップスは、VICTASの回転系の表ソフトラバーのシリーズです。D1・D2・D3の3種類があり、シートは共通で、スポンジの違いによって性格が分かれます。表ソフトの中でも回転をかけやすいので、バックに表ソフトを貼るカットマンに使われています。この記事では、3種類の違いと、カットマンの目線での選び方をまとめます。
スピンピップスシリーズの全モデル比較
| モデル | 種類 | スポンジ硬度 | 厚さ | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
スピンピップスD1 | スピン系高弾性 | 35.0±3 | 1.3・1.6・2.0・MAX | 4,620円 | VICTASで最も回転がかかる表ソフト |
スピンピップスD2 | スピン系テンション | 37.5±3 | 1.6・2.0・MAX | 5,170円 | D1のシートにテンションスポンジを合わせた攻撃仕様 |
スピンピップスD3 | スピン系高弾性 | 25.0±3 | 0.5・1.0・1.5・2.0 | 4,620円 | D1のシートに、反発を抑えたカットマン用のスポンジ |
スマートフォンでは、表を左右にスクロールして見られます。
※VICTAS公式サイトの各製品ページより(2026年9月時点)。
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カットマン目線の評価
※各モデルのページで紹介している、CHOPPERS独自の評価です。
スポンジが柔らかいほど、相手のドライブの勢いを吸収しやすく、カットを抑えやすくなります。3種類の中で最も柔らかいのがD3(硬度25)で、薄い0.5mmや1.0mmも選べます。D1とD2は弾みがある分、バックの攻撃がしやすくなります。
卓球ナビの総合評価
| モデル | 総合評価 |
|---|---|
| スピンピップスD2 | 8.17 |
| スピンピップスD3 | 7.97 |
| スピンピップスD1 | 7.95 |
カットマン向けのスピンピップスシリーズの選び方
| こんなカットマンに | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| カットの安定を重視する | スピンピップスD3 | 柔らかいカットマン用のスポンジで、カットを抑えやすい |
| カットと攻撃のバランスをとりたい | スピンピップスD1 | 回転をかけやすく、表ソフトらしい弾きやすさも残る |
| バックの攻撃で得点したい | スピンピップスD2 | テンションスポンジで弾み、回転とナックルを打ち分けながら攻められる |
メーカーがカットマン用と位置づけているのはD3です。ただし、トップのカットマンには、D1やD2を使って、バックの攻撃も武器にしている選手もいます。厚さは、薄いほどカットが安定し、厚いほどボールを持つ感覚が出て、ツッツキなどで回転をかけやすくなります。
スピンピップスシリーズを使っているカットマン
| モデル | 選手 |
|---|---|
| スピンピップスD1 | ワン・ヤン、山室早矢 |
| スピンピップスD2 | 牛嶋星羅 |
| スピンピップスD3 | 白山遼(2023年時点)、相馬夢乃 |
※このサイトの選手ページの調査による。
よくある質問
Q. 粒高とはどう違いますか?
スピンピップスは表ソフトなので、粒高より自分で回転をかけやすく、攻撃もしやすいラバーです。粒高ほど大きな変化は出ません。
まとめ
- スピンピップスは、VICTASの回転系の表ソフトのシリーズで、D1・D2・D3の3種類
- シートは共通で、スポンジの違いで性格が分かれる
- カットの安定ならD3、バランスならD1、攻撃ならD2
- ワン・ヤン選手、山室早矢選手、牛嶋星羅選手などが使っている
表ソフトでも自分から回転をかけたいカットマンに向いたシリーズです。
この記事を書いた人
チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。
カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。
参考・出典
「カットマンの表ソフト|変化系・回転系・スピード系の違いとおすすめ」もあわせてご覧ください。
※この記事の情報は2026年9月30日時点のものです。






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