山室早矢の使用用具・戦術・経歴まとめ【2026年最新】

山室早矢(やまむろ さや)選手は、2025年のインターハイ女子シングルスで準優勝した熊本県出身のカットマンです。高校3年生で出場した2026年1月の全日本選手権では、トップ選手の伊藤美誠選手をマッチポイントまで追い詰めました。現在は実業団の十六フィナンシャルグループと、Tリーグの九州カリーナでプレーしています。この記事では、山室早矢選手の経歴・使用用具・技術・戦術・戦績を一次情報をもとに解説します。

2026年1月の全日本選手権、女子シングルス5回戦。愛知・桜丘高校3年の山室選手は、カット打ちの名手として知られる伊藤美誠選手を相手に最初の2ゲームを連取し、第6ゲームには11-10とマッチポイントを握りました。最後は逆転を許したものの、高校生カットマンの躍動として大きく報じられました。

高校卒業後は実業団の十六フィナンシャルグループに加入。2026年のひろしま国際オープンでは女子シングルスで優勝しています。

山室早矢はこんな選手!

  • プロフィール:2007年生まれ、熊本県出身の右シェークカット。身長159cm
  • 経歴:5歳から卓球を始め、三和中学校から愛知の桜丘高校へ。2026年から十六フィナンシャルグループ
  • 用具:剛力男子+ディグニクス09C+スピンピップスD1
  • 技術:粘り強いカットに加え、2025年夏以降は攻撃とカウンターも強化
  • 戦術:カットで粘りながら、カウンターで流れを変える
  • その他:Tリーグでは九州アスティーダ・九州カリーナでプレー
目次

山室早矢のプロフィール

公式Instagram(@say_a1007.77)でも本人の投稿を見ることができます。

プレーは、バタフライ公式チャンネルの動画で見ることができます。

基本情報

項目内容
名前山室 早矢(やまむろ さや)/Saya Yamamuro
生年月日2007年10月7日(18歳 ※2026年9月時点)
出身地熊本県
身長159cm
所属十六フィナンシャルグループ(実業団)
Tリーグ九州カリーナ(背番号38)
戦型右シェークカット
世界ランキング自己最高543位(2023年9月)
出身校三和中学校→桜丘高校(愛知)

よく検索されている「熊本出身?」という疑問への答えは「はい」です。高校は愛知県豊橋市の桜丘高校に進みました。桜丘高校は、カットマンの松下浩二さんの出身校でもあります。

主な実績

  • 2024年 インターハイ 女子シングルス3位
  • 2025年 全日本選手権 ジュニア女子シングルス3位
  • 2025年 インターハイ 女子シングルス準優勝
  • 2026年 全日本選手権 女子シングルス5回戦(伊藤美誠選手にフルゲームで惜敗)
  • 2026年 ひろしま国際オープン 女子シングルス優勝

詳しい戦績は後述しています。

山室早矢の経歴

熊本から愛知の桜丘高校へ

山室選手は熊本県の出身です。5歳から卓球を始め、地元のクラブで指導を受けながら力をつけました。中学は三和中学校。高校は愛知の強豪・桜丘高校に進み、高校2年のインターハイで女子シングルス3位、高校3年ではついに決勝まで勝ち上がりました。

2025年のインターハイ決勝は、面手凜選手(山陽学園)に0-3で敗れて準優勝。準決勝では四天王寺の青木咲智選手に3-1で勝ち、自分の100%の力を出せたと語っています。大会後のインタビューでは、プレッシャーで毎日泣いていた時期を同期の支えで乗り越えたこと、卒業後は実業団に進むことを明かしていました。

高校在学中から、Tリーグにも参戦しています。2023年から九州アスティーダ、2025年からは九州カリーナに所属。2024-25シーズンの契約時には、粘り強さと明るさで頑張りたいと意気込みを語りました。

経歴年表

2007年10月
熊本県に生まれる
5歳
卓球を始める
中学
三和中学校
高校
愛知の桜丘高校に進学
2023年
全日本選手権 ジュニア女子ベスト8。Tリーグ・九州アスティーダに加入。9月に世界ランキング自己最高543位
2024年8月
インターハイ 女子シングルス3位
2025年1月
全日本選手権 ジュニア女子シングルス3位
2025年8月
インターハイ 女子シングルス準優勝
2025年
Tリーグ・九州カリーナに所属
2026年1月
全日本選手権 女子シングルス5回戦で伊藤美誠選手をマッチポイントまで追い詰める
高校卒業後
実業団の十六フィナンシャルグループに加入
2026年
ひろしま国際オープン 女子シングルス優勝

山室早矢の使用用具(ラケット・ラバー)

種類用具名仕様
ラケット
剛力男子(ニッタク)
攻撃用(ニッタクの分類)
フォアラバー粘着性裏ソフト
バックラバー回転系表ソフト

※卓球ナビの掲載情報より(2026年9月確認)。

ラケット|剛力男子

ニッタクの重量級ラケット「剛力」シリーズの一つです。メーカーの分類は攻撃用で、両面に裏ソフトを貼ることを想定した105g前後のラケットです。以前は、VICTASの「松下浩二ディフェンシブ」を使っていました。

フォアラバー|ディグニクス09C

バタフライの粘着性のある裏ソフトです。

詳しい特徴やレビューは、ディグニクス09Cの用具ページで解説しています。

バックラバー|スピンピップスD1(回転系表ソフト)

VICTASの回転系表ソフトです。VICTASの表ソフトの中で最も回転がかかるとされ、TSP時代の「スピンピップス」シリーズを受け継いでいます。旧製品名の「スーパースピンピップス」とも呼ばれます。

詳しい特徴やレビューは、スピンピップスD1の用具ページで解説しています。

用具の変遷

ラケット

  • 現在:剛力男子(ニッタク)
  • 過去:松下浩二ディフェンシブ(VICTAS)

フォアラバー

  • 現在:ディグニクス09C

バックラバー

  • 現在:スピンピップスD1(VICTAS)

「剛力」シリーズ・「松下浩二」シリーズのつながり

以前使っていた「松下浩二ディフェンシブ」は、松下浩二さんが開発に携わったVICTASのカット用ラケットです。今使っている「剛力」シリーズは、橋本帆乃香選手・佐藤瞳選手の「剛力スーパーカット」と同じシリーズです。

山室早矢の技術|サービス・ツッツキ・カット・攻撃

カット

粘り強いカットが持ち味です。

攻撃

2025年夏のインターハイのあとに攻撃面を強化し、2026年の全日本選手権ではカットに加えてカウンターのプレーも冴えていました。

山室早矢の戦術

基本的なプレースタイル

粘り強いカットで相手の攻撃を受け止めながら、カウンターで流れを変えるスタイルです。

試合の組み立て|2026年全日本選手権・伊藤美誠戦

ゲーム1234567
山室早矢11116611115
伊藤美誠76111171311

カット打ちの名手として知られる伊藤美誠選手を相手に、最初の2ゲームを連取。ゲームカウント3-2で迎えた第6ゲームは11-10とマッチポイントを握りましたが、伊藤選手のバックハンドのフリックレシーブがネットインし、逆転を許しました。本人は試合後、伊藤選手には勝つことが考えられないほど強いイメージがあったが、プラス思考で戦ったと振り返っています。

山室早矢の戦績

高校3年間で全国の上位へ

  • 2023年:全日本選手権 ジュニア女子ベスト8
  • 2024年:インターハイ 女子シングルス3位
  • 2025年:全日本選手権 ジュニア女子シングルス3位、インターハイ 女子シングルス準優勝
  • 2026年1月:全日本選手権 女子シングルス5回戦(伊藤美誠選手に3-4)
  • 2026年:ひろしま国際オープン 女子シングルス優勝

詳しい戦績

国内大会

年大会種目成績
2023年全日本選手権ジュニア女子シングルスベスト8
2024年インターハイ女子シングルス3位
2025年全日本選手権ジュニア女子シングルス3位
2025年インターハイ女子シングルス準優勝
2026年全日本選手権女子シングルス5回戦(伊藤美誠に3-4)
2026年ひろしま国際オープン女子シングルス優勝

Tリーグ

シーズンチーム備考
2023-24九州アスティーダ
2024-25九州アスティーダ/九州カリーナ契約合意(2024年11月)
2025-26〜九州カリーナ背番号38

最近の試合結果

国内大会

Tリーグ 2026-2027シーズン

  • 10/4敗芝田沙季日本ペイントマレッツ0-36-11, 5-11, 7-11
  • 10/3敗南波侑里香トップおとめピンポンズ名古屋1-310-11, 7-11, 11-8, 7-11
  • 9/19敗田村美佳京都カグヤライズ1-311-10, 6-11, 9-11, 10-11
  • 8/23敗張本美和木下アビエル神奈川0-35-11, 3-11, 6-11

全日本選手権2026年1月

  • 5回戦敗伊藤美誠スターツ(大阪)3-411-7, 11-6, 6-11, 6-11, 11-7, 11-13, 5-11
  • 4回戦勝永尾尭子サンリツ(東京)4-37-11, 11-9, 11-8, 11-9, 3-11, 6-11, 11-9

全日本選手権2024年1月

  • 3回戦敗高森愛央ミキハウスJSC(大阪)0-35-11, 4-11, 4-11
  • 2回戦勝浦野涼奈東洋大(埼玉)3-012-10, 11-9, 11-9
  • 1回戦勝花木愛理筑波大(宮崎)3-011-5, 11-7, 11-7

全日本選手権2023年1月

  • 2回戦敗梅村優香サンリツ(東京)0-35-11, 3-11, 5-11
  • 1回戦勝山崎唯愛明誠高(島根)3-011-8, 11-6, 11-8

女子シングルスの結果(新しい順)。2026年10月18日時点。

山室早矢のその他の活躍

Tリーグでの活躍

高校生のうちから九州のTリーグチームに所属し、トップ選手と対戦してきました。2026-27シーズンも九州カリーナの一員として、張本美和選手らと試合をしています。

実業団での活躍

2026年からは実業団の十六フィナンシャルグループ卓球部に加わり、日本卓球リーグの舞台にも立っています。

まとめ

  • 山室早矢選手は、2007年生まれ・熊本県出身の右シェークカット
  • 桜丘高校で2024年インターハイ3位、2025年インターハイ準優勝
  • 2026年全日本選手権では伊藤美誠選手をマッチポイントまで追い詰めた
  • 用具は剛力男子+ディグニクス09C+スピンピップスD1
  • 2026年から十六フィナンシャルグループ、Tリーグは九州カリーナでプレー

粘り強いカットに攻撃力を加えて、成長を続ける若手カットマンです。

この記事を書いた人

チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。

カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。

運営者チョッピーのプロフィールとサイトについて

参考・出典

※この記事の情報は2026年9月26日時点のものです。

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