岡田蒼空(おかだ そら)選手は、2025年の全日本選手権(カデットの部)13歳以下男子シングルスで優勝した、JOCエリートアカデミー所属のカットマンです。同じ年にはWTTユースコンテンダー アルマトイのU15男子シングルスでも優勝し、全国中学校大会では中学1年で3位に入りました。この記事では、岡田蒼空選手の経歴・使用用具・技術・戦術・戦績を一次情報をもとに解説します。
2025年1月、全日本選手権のジュニア男子の部。大会に出場した男子の中で最年少、12歳の小学6年生だった岡田選手は、高校生を相手に3回戦まで勝ち上がりました。基礎がしっかりしていて、守りだけでなく攻撃もできるオールラウンドなカットマンとして紹介されています。
同じ年の11月には全日本カデットの13歳以下で、決勝を含む準々決勝からの3試合をすべてストレートで勝って優勝。前年の全日本ホープス決勝で敗れた相手に雪辱を果たしました。
岡田蒼空はこんな選手!
- プロフィール:2012年生まれ、兵庫県出身の右シェークカット。JOCエリートアカデミー所属
- 経歴:5歳で卓球を始め、小学1年で自分からカットマンに
- 用具:松下浩二ディフェンシブ+V>15スティッキー+カールP1V(VICTAS)
- 技術:「激しい変化カット」と評されるカットと、攻撃もできる基礎の確かさ
- 戦術:守りだけでなく攻撃も組み込んだオールラウンドなカットマン
- その他:2025年全日本カデット13歳以下優勝、WTTユースコンテンダー アルマトイU15優勝
岡田蒼空のプロフィール
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 岡田 蒼空(おかだ そら)/Sora Okada |
| 生年月日 | 2012年9月19日(14歳 ※2026年9月時点) |
| 出身地 | 兵庫県 |
| 所属 | JOCエリートアカデミー |
| 戦型 | 右シェークカット |
| 用具契約 | VICTAS |
2025年11月の全日本カデット優勝時は、成立学園中学校の1年生でした。
主な実績
- 2024年 全日本選手権 ホープス男子 準優勝
- 2024年 全日本選手権(カデットの部) 14歳以下男子シングルス3位
- 2025年 WTTユースコンテンダー アルマトイ U15男子シングルス優勝
- 2025年 全国中学校大会 男子個人3位
- 2025年 全日本選手権(カデットの部) 13歳以下男子シングルス優勝
詳しい戦績は後述しています。
岡田蒼空の経歴
観客が盛り上がるプレーをしたくて、カットマンに
岡田選手は兵庫県の出身です。5歳で卓球を始め、最初は攻撃型でしたが、小学1年生のときに自分からカットマンを選びました。その理由を、観客が盛り上がるようなプレーをしたかったからだと話しています。
小学生のころは兵庫のクラブ・OKATAKUで練習し、2023年に全日本ホープスでベスト8、2024年には準優勝。2024年の全日本カデットでは、小学生ながら14歳以下の部で3位に入りました。
2025年1月の全日本選手権では、ジュニア男子の部に出場した男子の中で最年少の12歳。3回戦で高校生の小野拓真選手との激闘の末に敗れ、悔しさをにじませました。
JOCエリートアカデミーで世界へ
中学生になった2025年は、国際大会でも結果を出します。WTTユースコンテンダー アルマトイでU15男子シングルスに優勝し、8月の全国中学校大会では中学1年で男子個人3位。11月の全日本カデット13歳以下で優勝しました。現在はJOCエリートアカデミーに所属しています。
経歴年表
岡田蒼空の使用用具(ラケット・ラバー)
| 種類 | 用具名 | 仕様 |
|---|---|---|
| ラケット | 5.0mm・84g前後 | |
| フォアラバー | 裏ソフト | |
| バックラバー | 粒高 | |
| シューズ | ウエーブドライブEL2(ミズノ)とみられる | 2026年の写真から、ホワイト×ブラック |
※VICTAS公式のアドバイザリースタッフページより。ラケットのスペックはVICTAS公式の「松下浩二」シリーズ比較記事より。
ラケット|松下浩二ディフェンシブ
松下浩二さんが開発に携わった「松下浩二」シリーズのうち、最も薄く軽いモデルです。表面にシルバーハート材を使い、柔らかい打球感と高い安定性が特徴とされています。
詳しい特徴やレビューは、松下浩二ディフェンシブの用具ページで解説しています。
フォアラバー|V>15スティッキー
VICTASの裏ソフトです。
詳しい特徴やレビューは、V>15スティッキーの用具ページで解説しています。
バックラバー|カールP1V
VICTASの粒高ラバーです。韓国のソ・ヒョウォン選手もバックに使っていました。
詳しい特徴やレビューは、カールP1Vの用具ページで解説しています。
シューズ|ウエーブドライブEL2(とみられる)
2026年の写真では、ミズノの「ウエーブドライブEL2」のホワイト×ブラックを履いているとみられます。
用具の変遷
ラケット
- 現在:松下浩二ディフェンシブ(VICTAS)
フォアラバー
- 現在:V>15スティッキー(VICTAS)
バックラバー
- 現在:カールP1V(VICTAS)
過去の用具の記録は、公開情報では確認できていません。
「松下浩二」ラケットを使うカットマンたち
同じ「松下浩二」シリーズは、少し年上の平塚健友選手(松下浩二ZC)、ドイツのハン・イン選手(松下浩二)も使っています。山室早矢選手も以前は同じ「松下浩二ディフェンシブ」を使っていました。
岡田蒼空の技術|サービス・ツッツキ・カット・攻撃
カット
卓球レポートは、2025年の全日本カデット優勝を「見事な変化カット」と表現し、「激しい変化カット」を岡田選手の武器に挙げています。
攻撃
卓球王国は、基礎がしっかりしていて守りだけでなく攻撃もできるオールラウンドなカットマンと紹介しています。
岡田蒼空の戦術
基本的なプレースタイル
変化の大きいカットで相手を崩しながら、攻撃も織り交ぜるオールラウンドなスタイルです。
試合の組み立て|2025年全日本カデット13歳以下
| ラウンド | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|
| 準々決勝 | 濱田峻 | 3-0 |
| 準決勝 | 横田颯 | 3-0 |
| 決勝 | 丹波颯音(愛工大名電中) | 3-0(11-9, 11-9, 11-1) |
準々決勝から決勝までの3試合をすべてストレートで勝ち、優勝しました。決勝の相手の丹波颯音選手は、前年の全日本ホープス決勝で敗れた相手。変化カットで雪辱を果たしています。
岡田蒼空の戦績
ホープス準優勝から、カデット日本一へ
- 2024年:全日本選手権 ホープス男子 準優勝、全日本カデット14歳以下 3位
- 2025年:WTTユースコンテンダー アルマトイ U15男子シングルス優勝
- 2025年:全国中学校大会 男子個人3位
- 2025年:全日本カデット13歳以下男子シングルス優勝
詳しい戦績
国際大会
| 年 | 大会 | 種目 | 成績 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | WTTユースコンテンダー アルマトイ | U15男子シングルス | 優勝 |
国内大会
| 年 | 大会 | 種目 | 成績 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 全日本選手権(ホープスの部) | 男子シングルス | ベスト8 |
| 2023年 | 全日本選手権(カデットの部) | 13歳以下男子シングルス | ベスト8 |
| 2024年 | 全日本選手権(ホープスの部) | 男子シングルス | 準優勝 |
| 2024年 | 全日本選手権(カデットの部) | 14歳以下男子シングルス | 3位 |
| 2025年 | 全日本選手権(ジュニアの部) | ジュニア男子シングルス | 3回戦 |
| 2025年 | 全国中学校大会 | 男子個人 | 3位 |
| 2025年 | 全日本選手権(カデットの部) | 13歳以下男子シングルス | 優勝 |
最近の試合結果
国内大会
全日本選手権2026年1月
- 3回戦敗坂井雄飛愛知工業大(愛知)0-36-11, 6-11, 8-11
- 2回戦勝島田翼野田学園高(山口)3-211-9, 7-11, 11-7, 11-13, 11-7
- 1回戦勝江藤慧クローバー歯科カスピッズ(大阪)3-111-9, 3-11, 11-6, 13-11
男子シングルスの結果(新しい順)。2026年10月18日時点。
岡田蒼空のその他の活躍
JOCエリートアカデミーでの挑戦
現在はJOCエリートアカデミーに所属し、トップ選手を目指して練習を重ねています。エリートアカデミー出身のカットマンには、2010年のユースオリンピックで金メダルを獲得した谷岡あゆかさんがいます。女子の監督は、元日本代表カットマンの石垣優香さんです。
まとめ
- 岡田蒼空選手は、2012年生まれ・兵庫県出身の右シェークカット。JOCエリートアカデミー所属
- 小学1年で自分からカットマンを選び、観客が盛り上がるようなプレーを目指す
- 2025年に全日本カデット13歳以下優勝、WTTユースコンテンダー アルマトイU15優勝、全中3位
- 用具は松下浩二ディフェンシブ+V>15スティッキー+カールP1V
- 「激しい変化カット」と攻撃を兼ね備えたオールラウンドなカットマン
世代のトップを走る、これからが楽しみな若手カットマンです。
この記事を書いた人
チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。
カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。
参考・出典
- VICTAS 岡田蒼空
- 卓球レポート 2025年全日本卓球選手権大会(カデットの部)13歳以下男子シングルスは岡田蒼空が初優勝
- 卓球王国WEB 大会での男子最年少、12歳の岡田蒼空、激闘の3回戦で涙をのむ
- VICTAS 松下浩二シリーズ4種類を比較
※この記事の情報は2026年9月26日時点のものです。







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