テナジー64はカットマン向き?特徴・レビュー・使用選手

テナジー64は、バタフライのハイテンション裏ソフトラバーです。テナジー05が回転重視なのに対して、テナジー64はスピードを重視したラバーです。韓国の徐孝元選手や谷岡あゆか選手など、攻撃力のあるカットマンがフォアに使ってきました。この記事では、テナジー64の製品情報・特徴・評価・使用選手を、カットマンの目線でまとめます。

目次

テナジー64の製品情報

項目内容
メーカーバタフライ
種類裏ソフト(ハイテンション)
テクノロジーハイテンション、スプリング スポンジ
シートの色レッド、ブラック
スポンジ硬度36
スポンジ厚2.1mm、1.9mm、1.7mm
性能(バタフライの指標)スピード87、スピン70、弧線75
価格オープン価格(購入価格の平均は約7,217円)
発売2009年4月1日
生産国日本
品番05820

※バタフライ公式サイトの製品情報より(2026年9月時点)。性能の指標は、2023年2月に改定されたものです。

テナジー64のカットマン目線の特徴

カットマンの技術別に、5段階で評価します。各指標は、メーカーのカタログ値やレビューの記載内容、運営者による使用感を総合的に考慮し、CHOPPERS独自に算出したものです。使用者の技術や感覚、ラケットとの組み合わせにより異なることをご了承ください。

評価項目評価カットマン目線での見方
守備・カット性能★★★☆☆36度のスポンジは強打を受けた際の食い込みと弾みの両方が出ます。シートが柔らかくコントロールしやすい一方、場面によっては弾みすぎることがあります。
攻撃・反撃性能★★★★★スピードを重視するテンション系です。速いドライブが打てて、スピードも高いので、カウンターや後陣からのドライブで攻める選手に向きます。
サーブ・台上性能★★★★☆サービスや自分から回転をかける技術は扱いやすいという評価があります。

攻撃力のあるカットマンに

カットマンのフォアラバーとしては、フォアの攻撃で点を取りたい選手に向いています。徐孝元選手は、強いサービスからの3球目攻撃と、隙があればすぐに打てるフォアドライブを持つ「攻撃型のカットマン」でした。

テナジー64の一般的な特徴

スピード性能が高い

バタフライは、多くの選手による試打と機械測定から「スピード性能が高い」と評価された「開発コードNo.64」の粒の形を採用し、インパクトのときにボールを包み込んで、高速の打球を放てるラバーだと説明しています。

テナジー05との違い

同じテナジーシリーズでも、テナジー05はスピン76・スピード83、テナジー64はスピン70・スピード87と、性格が違います。回転量で勝負するなら05、スピードのある直線的な攻撃で勝負するなら64、という選び方です。

テナジー64の評価

卓球ナビに寄せられたユーザー評価(126件)の平均値は次のとおりです。

項目平均
総合評価9.07
スピード9.59
スピン8.04
コントロール8.31

卓球ナビの評価(10点満点)

総合評価
9.07
スピード
9.59
スピン
8.04
コントロール
8.31
0510

良い評価

  • スピードがトップクラスで、直線的に突き刺さる弾道
  • シートが柔らかく、コントロールしやすい
  • 回転の影響を受けにくく、ブロックやレシーブがしやすい
  • スピードに加えて、サービスやドライブの回転量も高い水準

気になる評価

  • よく弾むので、レシーブやブロックが難しく感じることがある
  • 価格が高く、寿命が短い

テナジー64を使用するカットマン選手

選手使用の時期
徐孝元(韓国)フォア
谷岡あゆかフォア(現役時代)
朱世赫(韓国)フォア(2015年8月頃まで。その後テナジー05)
佐藤瞳フォア(過去。現在はキョウヒョウ3国狂ブルー)

谷岡あゆか選手はバックにフェイントロング3を、徐孝元選手はバックにカールP1Vを合わせていました。

テナジーシリーズの中での位置づけ

テナジー64は、テナジーシリーズの中でスピードを重視したモデルです。回転重視のテナジー05、バランス型のテナジー80、柔らかくしたテナジー64FXなどの兄弟モデルがあります。シリーズの全モデルのスペックと選び方は、テナジーシリーズのまとめで比べています。

まとめ

  • テナジー64は、バタフライのハイテンション裏ソフト(2009年発売)
  • 「開発コードNo.64」の粒の形で、スピード性能が高い
  • 卓球ナビの総合評価は9.07(126件)。スピードとコントロールの評価が高い一方、価格と寿命が課題
  • 徐孝元選手・谷岡あゆか選手など、攻撃力のあるカットマンがフォアに使用

フォアの攻撃で点を取りたいカットマンに向いたラバーです。

この記事を書いた人

チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。

カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。

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参考・出典

※この記事の情報は2026年9月29日時点のものです。

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