V>15 エキストラはカットマン向き?特徴・レビュー・使用選手

V>15エキストラ(V15エキストラ)は、VICTASのハイエナジーテンション裏ソフトラバーです。威力を重視した設計で、攻撃型の選手だけでなく、小塩遥菜選手などのカットマンもフォアに使っています。この記事では、V>15エキストラの製品情報・特徴・評価・使用選手と、V>15シリーズの違いをまとめます。

目次

V>15エキストラの製品情報

項目内容
メーカーVICTAS
種類裏ソフト(ハイエナジーテンション)
シートの色レッド、ブラック、ブルー
スポンジ硬度47.5±3
スポンジ厚MAX、2.0mm
価格7,260円(税込)
生産国ドイツ
品番020461

※VICTAS公式サイトの製品情報より(2026年9月時点)。ブルーのラバーを使うときは、もう片面に黒のラバーを貼る決まりがあります。

V>15エキストラのカットマン目線の特徴

カットマンの技術別に、5段階で評価します。各指標は、メーカーのカタログ値やレビューの記載内容、運営者による使用感を総合的に考慮し、CHOPPERS独自に算出したものです。使用者の技術や感覚、ラケットとの組み合わせにより異なることをご了承ください。

評価項目評価カットマン目線での見方
守備・カット性能★★★☆☆47.5度のスポンジは柔らかさで抑えるタイプではなく、しっかり振って性能を出す設計です。食い込ませたときの威力と弾みに優れる一方、弱いインパクトでは飛びすぎることがあります。
攻撃・反撃性能★★★★★テンション系の弾みを生かし、後陣からのドライブやカウンターに向きます。食い込ませたときのスピードと威力に優れています。
サーブ・台上性能★★★☆☆弾みが強いため、短く止めるストップやレシーブの長さ調整は慣れが必要です。

カットマンが使う理由

VICTASと契約する小塩遥菜選手は、V>15エキストラについて、変化がつけやすく、相手のボールの威力を利用して返せる点、ボールがシートにしっかり引っかかって回転量の多いボールを打てる点を気に入っていると話しています。カットマンにとっては、切れたカットと、攻撃のときの威力の両方を出せるラバーです。

V>15エキストラの一般的な特徴

威力を重視した設計

VICTASは、V>15エキストラを、相手のボールを強い回転とスピードで上書きして返す、決定打を生む威力重視のラバーだと説明しています。

V>15エキストラの評価

卓球ナビに寄せられたユーザー評価(249件)の平均値は次のとおりです。

項目平均
総合評価9.08
スピード9.31
スピン8.67
コントロール7.85

卓球ナビの評価(10点満点)

総合評価
9.08
スピード
9.31
スピン
8.67
コントロール
7.85
0510

良い評価

  • 弧線を描きながら、速いスピードで飛ぶ
  • 食い込ませて打ったときの威力が高い
  • ドライブがきれいに入り、落ちたりオーバーしたりしにくい

気になる評価

  • 寿命が短く、よく練習する人だと1か月ほどでシートが白くなり、滑るようになる
  • 食い込ませないと、勝手に飛んでいく感じがある

V>15エキストラを使用するカットマン選手

選手使用の時期
小塩遥菜フォア
相馬夢乃V>15 Stiff→V>15 Extra(2018年ごろ)
白山遼フォア(2023年7月時点)

小塩遥菜選手は、バックにVICTASの粒高カールP1Vを合わせています。白山遼選手は、V>15の返球のしやすさを評価していました。

同じV>15シリーズのV>15スティッキーは、岡田蒼空選手がフォアに使っています。上位モデルのV>20ダブルエキストラは、村松雄斗選手(2024年7月時点)と瓜生日咲選手が使っていました。

VICTASのV>15・V>20・V>22シリーズの中での位置づけ

V>15エキストラは、V>15シリーズの中で威力を重視したモデルです。安定型のV>15 スティフ、操作性重視のV>15 リンバー、微粘着のV>15 スティッキー、上位のV>20 ダブルエキストラなどがあります。カットマン向けの微粘着ラバーなら、松下浩二が開発したVS>401も比べる候補になります。シリーズの全モデルのスペックと選び方は、VICTASのV>15・V>20・V>22シリーズのまとめで比べています。

まとめ

  • V>15エキストラは、VICTASのハイエナジーテンション裏ソフト(硬度47.5、7,260円)
  • 相手のボールを強い回転とスピードで上書きする、威力重視のラバー
  • 卓球ナビの総合評価は9.08(249件)。スピードと威力の評価が高い一方、寿命の短さが課題
  • 小塩遥菜選手がフォアに使用し、変化のつけやすさと回転量を評価

カットの回転量と攻撃の威力を両立させたいカットマンのフォアに向いたラバーです。

この記事を書いた人

チョッピー(Choppy)
カットマン歴15年以上。中学で卓球を始め、高校でカットマンに転向し、大学で練習を重ね、社会人の今もカットマンを続けています。

カットマンに関する情報は限定的で、指導者や知り合いから教えてもらうことがほとんど。暗黙知になりがちなカットマンの情報を共有知に変え、カットマン界を盛り上げたい。カットマン人口を増やしたい。そんな思いでこのサイトを作りました。

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参考・出典

※この記事の情報は2026年9月29日時点のものです。

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